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2019-10-20

私たちは食べたもので作られる

みなさまこんにちは、ハスヨガの原口愛です。
食欲の秋の到来。この時期ならではの味にこころ踊る季節となりました。

旬は一瞬!

旬は一瞬!「旬」の字は10日間を意味する言葉でもあります。なんて短い期間なんでしょう!でも今は便利なことに、大抵のものはいつでもなんでも手に入る時代。 秋刀魚が不漁と言われても、昨年の冷凍物が出回っています。旬だと思って食べたアレもコレも、実は昨シーズンのものや遠い国で違う時期に採れたたものだった、なんてことが珍しくない世の中です。

そんな中、スパイス料理の教室で、インドの人たちは今でも 「お腹の中の神様(アグニ)に供物を捧げるように食べなさい」 と言うのだと聞きました。

神様にお供えするのですから、新鮮なものが望ましい。アーユルヴェーダでは避けたいものの一部として、古いもの、残り物、冷凍やレトルト食品、加工品、レンジ加熱品などをあげているのもわかります。これらはタマスの質をもつ食べ物と言われ、心が動かなくなり、感覚が鈍り、気力や目的意識が下がり、ネガティブな思考に向かうなどの影響まで出てくると考えらるのだそうです。

旬の素材は作りたてを味わおう

私が学んだ食養生でも、 作ってから時間が経ったものは、同じ素材でも生命力が落ちていると教えられました。食べるということは、食材の持っているエネルギーを自分の中に移す行為、できれば一番エネルギーの高い「作りたて」を食べれるようにと心がけています。(日本には漬物、乾物、発酵を上手に利用する食文化が根付いているので、この点はインドとは異なりますが)

古いものを避けるのは、今よりも衛生状態も保存環境も良くなかったころの知恵であるともいえます。しかし、それだけでしょうか。どれだけ安全で、栄養や風味を損なわずに加工や保存されていたとしても。レトルトや冷凍、作り置きされたものは、いざという時にはありがたいものですが、常食しないことが望ましい気がしています。

ヨガインストラクター 原口愛

原口愛

建築設計の仕事で多忙さにのみ込まれていたころにヨーガと出会い、心身を忘れていたことに気付く。シンプルで自然な生活を取り戻す中で、ヨーガの深い世界観に魅せられ、そこにある普遍的な本質に感銘を受ける。

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