toggle
2021-05-10

改善できます。その疲労感。ヨガレッスン後の疲労感の原因3つ|ベテラン・ヨガインストラクターのスキルアップ講座

Image by Adobe Stock
ヨガ 銀座 少人数制 ヨガスタジオ パーソナルヨガ

楠道子

前職では国際協力の仕事では、18年間アフリカの10か国以上の教育医療の支援をしていましたが、自分の身体の方はいつも後回しで、原因不明の偏頭痛や不定愁訴に悩まされてきました。「痛みのないヨガを教えられる」ヨガ指導者、動きのプロを育てよう!と現在は、指導者育成コースで教えています。。
アレクサンダー・テクニーク集中コース

自己効力感(エフィカシー)を高めるヨガポーズのアプローチとは?「ヨガインストラクターのためスキルアップ講座 アレクサンダー・テクニーク」

一生ヨガを仕事にしていきたいのに、最近、疲れや痛みもでてきている。ポーズも苦手なものは余計に痛く、、そんなことを歳のせいにしていませんか?

ヨガ指導後の疲れ、、、歳のせいではありません

実は、私も30代で大きな病気をし入院してから、ずっと自分がなぜ大きな仕事の後倒れたり、疲れる、といつも感じているのだろう?と思っていました。「いつか心と体のことに取り組みたい」そう思い続けてきたことが、ヨガ指導者になりアレクサンダー・テクニーク教師になったきっかけとなりました。

今、思うと人生でちょうど自分がやりたいことに迷っている時期だったり、心で思っていることを見ないようにしていたりすることと、体を縮めて使っていたり、固めていること、それが一緒にごちゃごちゃに絡まっていたのだと思います。

しかし、そういったこともちょっとしたスキルと認識のアップデートで解消することができたのです。

なぜヨガクラスの後に疲れるのか?原因3つ

ヨガインストラクターの仕事は、好きな仕事はずなのに、終わった後に感じる疲労感。

原因1:心の中の葛藤のせいかも

疲れというのは、実は心が身体の使い方に大きく関連しています。知らずに、やろうと思っている、という前向きな気持ちと、やりたくない、という気持ちが後ろに体を引っ張る、この両方の相反する気持ちがそのまま姿勢に影響します。

前に進みたい力と後ろに体を引く力が身体の中で生まれ、疲れやすくなるのです。ようは、前に行きたい力(言いたい、やりたい)と、後ろに行こうとする力(どうしよう、心配、怖い、逃げたいなど)が身体の中で拮抗している状態が疲れを生むのです。

原因2:自分で限界を作っているからかも

ベテランイントラになると、苦手なポーズ、歳を取ること、怪我、受け入れてきたつもりでも、ちょっとした諦めが入ってくるのではないでしょうか。知らない間に「ま、こんなもんかな、と自分の天井を作っていたりします。

実際にはまだまだ身体を動かせるのに。または、やりたいという気持ちを押し縮めながら動いているような時に、疲れが起きやすいのです。

長年やってきたことは、頭の中でオートメーション化され楽なのも事実です。例えば、ずっと持ってきた古い道具みたいなもので、変えたくないものです。しかし、実はヨガクラスのやり方、ヨガポーズ一つ一つの身体の動かし方を見直すことこそが、自分の限界を壊す方法であり、痛みや疲れの種である自分の中のあつれきを軽減するためには必要なことなのです。

原因3:身体の使い方に問題があるのかも

実際に、身体の効率的な使い方はできていないものなのです。ヨガインストラクターとして意外かもしれませんが、ヨガポーズの完成形を取ることができていても、そこに至るまでの身体の使い方のプロセスに問題がある場合は少なくありません。

非効率な身体の使い方をしてヨガレッスンをしていれば、当然疲労感は感じやすくなります。

例えば、片足立ちが、股関節を怪我して以来ずっと苦手、という方がいたとします。そんな時の動きを観察していると、過去に痛かった股関節をかばい続けていて、もう庇う必要がないのに、かばおうとする身体の使い方が癖になっていることもあります。

そうすると、見た目には美しくヨガポーズが取れていたとしても、身体の1部分に負荷がかかってしまい、結果、痛みや疲労感につながってくるのです。

そういう場合に、片足でたつところまでの過程の動きを一緒に分解したり、やりたいことを明確にしてから、動きを整理します。特に頭や脊椎について骨についても全身の動きの中で意識に入れて動くことをすると、「なんだ!ただ単にあるやり方にこだわっていただけで、他にも片足でたつ方法は無限とあった!」と気づくことができるものです。

身体の使い方は思考と連動している

たとえば、太陽礼拝の腕をあげる動きを苦手とする方がいたとします。ヨガの練習で普段のやり方から、正しい自分の身体への認識を変えてもらうだけで、腕をあげる動作が劇的に楽になったとすぐに実感できます。

それだけ、認識できている身体の動きと実際に行う動きにはギャップが存在しているのです。頭から脊椎全体を使えるように、基本的な立ち姿勢と身体の動き方の考え方を整理してから、太陽礼拝をするだけで劇的な身体の変化を体感できるのです。

つまり、思考(身体への向き合い方)を変えるだけで、身体の使い方が変わるのです。

気づきを得るためには、新しい体験が必要

身体への認識と実際の動きのギャップが埋まると、実際に自分が疲れやすい動きをしていたのだと気がつくことができます。身体の物理的構造の勘違いについてもそこで初めて知ることができるのです。

構造の勘違い、と思考の方向性のずれ、今やろうとしていることに合わない美学(ちゃんとしなくちゃ!とか)が、だいたい邪魔をしています。 自分の思考のどの勘違いが自分の身体の動きを邪魔しているかという気づきを重ね、別の考え方を選択する練習をします。

(み)思考と身体の動きに寄り添っていく。

疲れやすかったり、苦手なポーズがあることとは、必ずしも年齢や筋力とは関係ありません。むしろ軸の使い方を少し変えるだけで、効率的な身体の使い方を取得できるのです。

自己効力感(エフィカシー)を高めるヨガポーズのアプローチとは?「ヨガインストラクターのためスキルアップ講座 アレクサンダー・テクニーク」

諦める必要はないのです。

アレクサンダー・テクニークで学べるスキル

  1. ヨガにありがちな身体の構造の勘違いを読み解いていく
  2. 無意識な思考(考え方のサイクル)を新しくする
  3. 効率的な身体の使い方を取得できる
  4. 自分の生徒さんにすぐに還元できる実践的な学び

思考の癖をリセットすれば人生も好転する

自己効力感(エフィカシー)を高めるヨガポーズのアプローチとは?「ヨガインストラクターのためスキルアップ講座 アレクサンダー・テクニーク」

思考と共に、身体の使い方は変わっていく。

どっちがきっかけになるか、、は人それぞれですが、人は動く、行動する生き物なので、動きの中で学ぶことがオススメなんです。

疲れる時、というのは自分軸でなく、人の軸に頼っていたり、自分がやりたいことや進みたい方向を無視して動いていることが原因なことも多いです。

子供のため、社会のため、会社のため、いろんなものに体も心もがんじがらめにしているのです。それを解放していくと、「そんな必要なかった」と気づいたり「自分はもっとこう言いたかったんだ」など、本当の自分がどんどんでてきます。

身体の動きの癖をリセットし、自由に動けると認識するだけで、ヨガの指導力だけではなく人生が好転します。

関連記事
-->