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2021-03-28

ヨガのメリットをもっと効果的に!シークエンスの中に揺らす動きを取り入れたほうが多い理由

ヨガのメリットをもっと効果的に!揺らす動きを取り入れたほうが多い理由| ヨガ 銀座
Image by Adobe Stock
ヨガインストラクター 高橋ちひろ

あつこさんのクラスでは、ヨガポーズの前に身体を左右に揺らして準備をさせる事を多く取り入れていました。最初は、正直少し違和感を覚えたのですが、その直後のヨガポーズの快適度が明らかに違いました。今では癖になってしまってい、家でも揺れる練習をしています。このあまり見かけないテクニックをヨガクラスに取り入れているのは、なぜなのでしょうか。

自分の身体の使い方は客観的に見ることが難しいのです。ですので、実は非効率な身体の使い方をしている可能が高く、それを一旦リセットしたほうが良いという理由で取り入れています。効率的な身体の使い方ができれば、怪我を予防できるだけでなく、慢性的な身体の痛みなどを緩和させることもできるのです。

思考の癖が身体の動きに制限を与えている

思考の癖は、普段の私達の身体の使い方や動きを支配しています。小さい頃からの親、教師などから繰り返し言われる言葉によって身についた動きが癖となり、本来の動きやすさを制限している場合もあります。

その制限は、インナーマッスルを始めとする身体全体への動きとして影響しています。だから、まずは思考のブロックを解除する必要があるのです。

身体の揺らす動きは、固まった動きをリセットするため

クラスで身体(軸骨格)を、左右や前後に揺らすことを取り入れるのは、長年染み付いてしまっている身体の使い方のクセをリセットするためです。

歩き始めた2、3歳児はまだ思考の癖がないので、骨格本来の動きやすい方向で身体を動かすことができます。大人の場合は、思考の癖が長年身体に染み付いていますので、なかなかその思考を手放すことは難しいのが事実です。

しかし、「身体を揺らす」というシンプルな動きはインナーマッスルの可動に良い影響を与えるのです。

「身体を揺らす」ことは、動きやすさを生み出し、それを体感することによって「自分は自由に身体を動かせる!」という感覚を取り戻ることができます。

このように、身体を揺らすことにより、クセのついた身体の使い方から、自由な幼児の頃の動きやすさを取り戻したい、という一つの目的でもあります。

体幹が固まり、身体の一部分のみで身体を動かそうとしてしまう

インナーマッスルが固まっていると、身体全体で動く事が難しくなります。
例えば座位で、右の坐骨に重心をかける、次に左の坐骨に重心をかけるという動きをやってみると、骨盤(腰椎)メインの部分的な動きになりがちです。

本来は、わかめが海中で揺らいでいるように脊椎全体で動かせるはずなのですが、脊椎の一部しか使えていない場合は、動きがとてもぎこちなくなるのです。

頭から脊椎全体を意識できると

この動きで、脊椎は側屈をしているのですが、脊椎は頭から繋がっているので、頭(上)から順番に動くことを意識をすると、その結果、動き(可動範囲)は大きくなり、脊椎全体でしなるように揺れる動きになるわけです。

脊椎を動きやすくしてからアーサナをやったほうが快適度が向上する

頭から坐骨までが上から順番に揺れることで、無意識の固めがほぐれて動きやすくなります。そのあとにアーサナをやるとスムーズに動きやすく、呼吸もしやすくなりますよ。

無意識のクセを悪循環にしないために、身体は、全体が張力ネットワークで連動して動くものだということを意識して、動きやすさを取り戻していきましょう。

ヨガインストラクター 山本あつこ

Atsuko

2019年にアレクサンダー・テクニークと解剖学から「動きやすさの法則」を体系化した新しいヨガとして、YOGA BASE LABを仲間と共に発足。都内スタジオでヨガを教えるほか、自ら教室も主宰しています。

YOGA BASE LAB公式サイト

「ヨガ指導者養成講座を卒業したけれど、身体の使い方これであってる?」とお悩みのヨガインストラクターが今日のレッスンで実践的に使えるヨガの動きと解剖学の知識(解動学入門)をお伝えしています。

動きのしくみがわかる解動学入門(ハタヨガ)

毎月 第3土曜日11:00 – 12:15

2021年4月の予定
2021年4月18日

【対象】
ヨガ経験者、ヨガインストラクター、身体の動きの仕組みや解剖学に興味のある方

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