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2021-02-23

ヨガの練習で耳にする「自分と向き合う」方法は?具体策3つ

ヨガ 銀座 少人数制 ヨガスタジオ パーソナルヨガ
Adobe Stock

ヨガのレッスンに参加すると、ヨガインストラクターから「自分をジャッジしないで」などと言われると思いますが、具体的にはどうすれば良いのでしょうか。さらには「自分と向き合う時間です」と言われても、具体的な方法はあまりヨガレッスンでは教えてくれないのではないでしょうか。

自分と向き合おうとする時によく起こる自分の中の矛盾

ヨガのレッスン中によく耳にするもので、自分との向き合い方の1つとして「自分をジャッジしない」というのがあります。しかし、「ジャッジしないで」とヨガインストラクターからクラス中に言われただけで、自分と向き合えるなら、こんな簡単なことはありません。

事実、「ジャッジしないで」と言われても、ポーズの完成形と比べてあれやこれやと感情が湧いてくるのが現実です。

例えば、前屈が思うように深められないときに、「なんでできないんだ?」「できなくてダメな自分」と怒りや悔しさが沸き起こることがあるかもしれません。目の前でお腹と脚をペタッとつけて前屈するインストラクターの見本を目の当たりにしたらなおのこと。

そうしてネガティブな感情が起こると、それに対して向き合おうとするわけですが、「向き合わなきゃ!」と気負いすぎるのも問題だと思います。この気負いが身体に影響を与えることもあります。気負えば気負うほど緊張を生み、身体的な変化に気付きづらくなるのです。

すると、「本来の望み(目的)」と「やるべきこと」という、心と身体の間に矛盾が生じてくるわけです。この前屈の場合、太ももの裏をストレッチするとか、頭とお尻を逆転させることによって副交感神経を刺激するといった、ポーズ本来の目的があったはずですが、それがお腹と脚をくっつけることにすり替わっています。

お腹と脚をくっつけようと頑張ると、逆に別の部分に力が入ってしまい、そもそもストレッチしようとしていたところが存分にはストレッチできなかったといったこともあり得ます。

ヨガ 目指そう!見た目に美しく、快適に維持できる姿勢

ヨガの練習中にこのような矛盾がが生じるのは、めずらしいことではないでしょう。

目を閉じるばかりが自分と向き合うやり方じゃない

また、自分と向き合うという行為をしようとするとき、目を閉じて行うこともよくあります。しかしながらそうすると、妙に精神的なところで気負い過ぎて、全身ではなく身体の部分にばかりフォーカスしてしまい、肉体的には身体のどこかを緊張させていることが多いようです。

目を閉じて自分の内にこもってしまうことによって、フォーカスした身体の部分について「良い」「悪い」などのジャッジをしていることもあります。
それではあるがままを受け入れるという点で効率が悪いので、目を開けて、周囲に何があるかを認識しながら行うというのも手段としてはありだと思います。

自分と向き合うための解決策3つ

①身体のどこかに緊張があるのかを見つけること

「自分と向き合いましょう」「ジャッジしないで」「目を閉じて観察しましょう」と言われると、「自分と向き合う」という行為、「ジャッジしない」という行為、「目を閉じる」や「観察する」という行為に一生懸命になってしまって、実際に自分の何とどう向き合うかという点では何もやっていないということが考えられます。

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一生懸命になることに一生懸命で、やるべきことには一生懸命ではない。

一生懸命になることに一生懸命だと、身体のどこかしらが緊張しているはず。リラックスしていないと、視野が広がりません。つまり、自分と周囲の観察にまで頭が回らせる余裕ができず、俯瞰して自分をみることが難しくなります。なので、緊張を解いて視野を広げることが大前提です。

②自分と周囲の観察

自分の観察とは、スキル1のように「どこかに緊張があるのか」などの状態の把握のほか、「前屈したら太ももの裏が痛いので膝を曲げてみよう」「そうしたらお尻の方まで伸びてきたな」「今度は首に力が入ったから前屈を緩めて周囲を見回してみよう」など、自分の身体について認識すること。「ポーズをとる目的を明確にし、その目的に沿った身体の使い方とはどういうものか」を客観的に分析することです。

さらに、「目の前には大きな窓があって、その向こうには働いている人が見えて、そんな世界に私は生きている」というように、周囲を見回して認識するのも非常に有効です。

意識を向ける先が「やるべきこと(全身や周囲に注意を向ける)」という具体的なところになり、ジャッジするとか頑張らなきゃといった感情が入る余裕がなくなるため、行いやすいと思います。

③自分の骨(頭頂部から尾骨)をヴィジュアライズ(頭に思い描く)する

自分の身体について客観的に認識することが難しくて、途中で息苦しいと感じることがあるなら、頭頂部から尾骨まで順番にイメージするだけでもしてみましょう。

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それだけも「〜しなきゃモード」の緊張は解けるはず。

ヨガは「自分の人生への向き合い方」の最適な練習の場

自分と向き合うということは、自分を客観的に観察・分析・施策するという思考と実験の繰り返し。ヨガの練習は自分と向き合うには最適な方法の1つだと思います。問題なのは、どういう方法で向き合うかということなのでしょう。

漠然と向き合おうとするだけでは身体は動いてくれません。「身体のどこかを緊張させたまま非効率的な使い方をしていないか」という自分を冷静に分析する視点や、「そのポーズをどういう目的で行うのか」という具体性をもったプランが自分と向き合うということに繋がっているのです。

ヨガインストラクター ホタカミア

Mia

ライター、グラフィックデザイナーとして編集プロダクションに勤務。10年以上にわたって広告などの制作に携わり、会社と自宅の往復に追われる中でヨガと出会いました。30歳台後半でシェーグレン症候群であることが発覚し、不意の発熱、倦怠感、指先や耳の極端な冷え症、手首の関節痛、咳喘息といった症状に悩まされるように。以後、病と共に上手に生きる術を模索し始めました。

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