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2020-11-28

ヨガ中の緊張と弛緩の効果を最大限発揮させるために必要な、たった1つのこと 【動きのしくみがわかる解動学入門】

ヨガ 銀座 少人数制 ヨガスタジオ パーソナルヨガ
Adobe Stock

ヨガ 目指そう!見た目に美しく、快適に維持できる姿勢

ヨガは緊張と弛緩を繰り返す事によって、忙しい現代人の自律神経を整える作用があると言われています。しかし、私達は「頑張ること」すなわち「緊張」することには慣れていますが、「完全なリラックス」すなわち「弛緩」することには慣れていないかもしれません。ヨガ中の緊張と弛緩の効果を最大限発揮させるために必要なことを
ヨガインストラクターのミアさんに伺います。


ヨガ 目指そう!見た目に美しく、快適に維持できる姿勢

ヨガのポーズをしているときって、「足の裏でアーチを意識して土台を作って」とか「出っ尻にならず、反り腰にならないように背中をまっすぐ」とか、様々な注意点を思い浮かべて、一生懸命ポーズを行おうとしちゃいません?私自身は、無意識にそう思っていたものでした。

事実その1:自分が緩むスキを与えていない?

私のクラスでは、無意識に入りがちな首・背中・腰の緊張を解いたうえで、ポーズのアライメントに至るまでの動かし方にフォーカスすることによって、身体本来の可動域を引き出すという誘導を心掛けています。多くの生徒さんが「気持ちよく動けました」と言ってくれるのですが、中には「まだちゃんとできてない気がするんですけど」という言葉が続く人もいて、「気持ちよく動けたのに何がちゃんとできていないんだろう」「これ以上何を頑張ろうとしているんだろう」と思ったことがあるんです。

そこで自分の経験も踏まえると、無意識の首・背中・腰の緊張が普通であって、その状態で「頑張って」ポーズをすることで「ちゃんと」ヨガをしたという達成感があるのかな〜と思い至りました。

ヨガ 目指そう!見た目に美しく、快適に維持できる姿勢

いつも通りに固めて頑張って姿勢を作らないと、自分が思ういい姿勢にはなっていないという思い込みがあるのかなと思います。

事実その2:身体が過緊張状態に慣れてしまっている

私たちの頭は5〜6kgもあり、それを脊椎が最も高い位置でバランスを取りながら支えています。そこに日常的な様々なストレス(不安、怒り、恐怖、義務感、苛立ち、疲れ、興奮など)が加わると、頭が脊椎を押し下げて首・背中・腰を緊張させるという状態を作ってしまうんです。多くの人が「ちゃんとやっている」と思うのは、緊張状態で動いているときは緊張を解いた状態で動いているときに較べると、頑張っていると思えてしまうということではないでしょうか。長年、緊張状態を土台にしてやってきたことから得た感覚が、全ての行動の基準になってしまっているんです。

ヨガ 目指そう!見た目に美しく、快適に維持できる姿勢

たとえば、子供ころから常に「頑張る」ことを求められると、「常に頑張らなきゃ」という思考になってしまい、身体も「頑張る」ことが通常モードになってしまうといえますか?

それも原因のひとつだとは思います。赤ちゃんは無我夢中でたっちを覚えますが、そこから年を経て様々な経験を重ねて、クセというものが出来上がります。だから、大人の私たちが何も考えずに何かをやろうとすれば、その時点で元のクセに引きずられてしまうんです。

解決方法:「なんか違う感覚」を大事にしてみる

ヨガ 目指そう!見た目に美しく、快適に維持できる姿勢

緊張していることが通常モードになっていると、逆に「緊張していない」状態がわからないのでは?!


ヨガ 目指そう!見た目に美しく、快適に維持できる姿勢

確かに、わからないことは気づきようがないですね。

私がが緊張を解いて動けるようになる解決策としてお伝えしているのは、身体の構造や動くしくみなどの知識に基づいて、身体をどう動かすのかを自分で自分に指示できるようになれること。つまり意識的に身体を動かす術ですね。そうすると多くの場合、それまでとは異なる動き方で異なる経験と「なんか違う感覚」を味わえることが多いですよ。

このように、いつもと異なる経験と感覚を何度も積み重ねているうちに、「頑張りすぎてたかも」とか「前の感覚やその元にある動かし方って自分には合っていないのも」などと自分で気付けるようになるでしょう。

「なんか違って物足りない」と思っていつものやり方を加えれば、元のクセに戻ってしまいます。だから、なんか違って物足りないけれど、それでも十分に目的のことができているなら、それで納得できるように切り替えられればいいんです。

「頑張ってやった結果だけがちゃんとできた」ではなくて、「頑張らなくても同じ結果になるのならそれもちゃんとできた」でいい。

ヨガ 目指そう!見た目に美しく、快適に維持できる姿勢

私のレッスンでは「なんか違う」経験をさせてあげることはできるけれど、それを自分の中で咀嚼して、新しい経験として積み重ねることができるのは、経験した本人自身だけ。何十年も「そういうものだ」と思ってきた積み重ねを変えることになるので難しいとは思いますが、「そういうものだ」というのもその人の思い込みにすぎないから、逆にいえばいくらでも変える可能性だってあると思いますよ。

動きのしくみがわかる解動学入門(陰ヨガ)

毎月第1・3火曜日 11:00 – 12:15

11月の予定
2020年11月3日
2020年11月17日

【対象】
ヨガ経験者、ヨガインストラクター、身体の動きの仕組みや解剖学に興味のある方

ヨガインストラクター ホタカミア

Mia

ライター、グラフィックデザイナーとして編集プロダクションに勤務。10年以上にわたって広告などの制作に携わり、会社と自宅の往復に追われる中でヨガと出会いました。30歳台後半でシェーグレン症候群であることが発覚し、不意の発熱、倦怠感、指先や耳の極端な冷え症、手首の関節痛、咳喘息といった症状に悩まされるように。以後、病と共に上手に生きる術を模索し始めました。

YOGA BASE LAB 公式サイト

至福の陰ヨガ

毎月第1・3火曜日 11:00 – 12:15
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