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2021-07-12

膝の痛み、身体の使い方次第で改善できるかも! -膝の痛みを改善させる身体への意識3つ

Image by adobe Stock

1.下半身のマッピングと身体の構造を頭に入れておこう

ヨガやトレーニングの前に、実際の股関節の位置と動き方を確認していきます。余力があれば膝や足首の位置や動きも触って確認します。

膝の関節は、膝下の骨(脛骨)の上を、膝上の骨(大腿骨)が滑るような構造になっているので、半月板、関節包、膝蓋骨、そしてたくさんの靭帯といった、骨を繋ぐのための組織が多い場所です。

複雑な構造になっているものの、2本足で歩く人間は、膝はもともと負担がかかりやすい部位なのです。

2.軸骨格の長さを確認をする(頭〜坐骨までの上半身の脊椎)実は長いんです

まずは、頭〜坐骨までの上半身の長さでバランスを取っていることを認識します。

その長さは骨の長さなので、いつも同じで、動作によって常にカーブが変わっています。

3.股関節、膝、足首、無意識で固めている状態を客観的に気づこう

実は、無自覚な下半身の力みがあることが多く、これが膝痛の痛みの原因になっている場合もあります。気がつくためには、いつもの普段どおりの身体の使い方と、無駄な力を入れない身体の使い方を体験する必要があります。先に紹介する2通りのやり方でチェアポーズ(ヨガポーズ)を実践してみましょう。

身体の使い方ひとつで全然違う!チェアポーズ実践編

①いつも通り「膝を曲げて」ください。
②いったん、タダーサナに戻って
③頭から仙骨まで触って軸骨格(上半身)のバランスを意識します。膝ではなく、「股関節の位置」を考えながら腰を落とします。

同じ膝を曲げるような動作でも①と③には大きな違いがあります。①は膝を「曲げること」だけに意識をしていて、身体全体の動きは意識できていない状態にあります。

一方で、③は、大きな上半身でバランスを取りながら、大きな股関節をうごかしています。

股関節を動かす方へ意識をしたことで、膝と足首が連動し「膝が曲がった」という結果になったわけです。この動きは、膝や足首にかかる負担は少なくなります。

「膝を曲げる」ことと「膝が曲がったこと」では、見た目では一緒でも、身体の動かし方では大きな違いが生じているのです。

このように、同じような動作(今回の場合は膝を曲げる)でも、動かそうとする身体の関節や部位の意識の持って行き方を変えるだけで、身体への負担は変わるものなのです。(不思議ですね)

頭〜坐骨までの上半身が、常に動きながらバランスを取っていることを思い出そう

頭〜坐骨までを思い出す(意識する)だけで、上半身(体幹部)で身体を支える力も、自然と増えるのです。上半身の支えの力を上手く使えれば、下半身、膝にかかる負担が減るという仕組みです。

膝の痛みだけでなく身体のどこかに痛みがあると、筋肉の緊張が起こり、その動きにくさを身体は他の部分で補おうとします。
そうなることで、またどこか、一部分の筋肉の負担が増えてしまいそれが続くと、痛みというシグナルとなって表れるのです。

ヨガや軽いトレーニングをする際は、身体の一部への負担を防ぐために、身体全体の構造を思い出しましょう。ヨガや軽い運動中に身体の緊張を見つけ出すことができれば、怪我の予防だけでなく、トレーニングやヨガポーズの効果を最大限に引き出してくれるのです。

さらに、日常生活においても膝痛の予防に役立ってくれます。頭から脊椎のバランスを思い出すだけで、時間も場所も、道具やお金も使わなくても簡単に身体をリセットすることが可能です。

普段から、身体のバランス(頭〜坐骨までを思い出す)を意識することは、身体の緊張を探し出す助けになり、痛みの原因のひとつでもある、無自覚な身体の力みに気がつくきっかけになります。

インストラクター

ヨガインストラクター 山本あつこ

Atsuko

2019年にアレクサンダー・テクニークと解剖学から「動きやすさの法則」を体系化した新しいヨガとして、YOGA BASE LABを仲間と共に発足。都内スタジオでヨガを教えるほか、自ら教室も主宰しています。

YOGA BASE LAB公式サイト

「ヨガ指導者養成講座を卒業したけれど、身体の使い方これであってる?」とお悩みのヨガインストラクターが今日のレッスンで実践的に使えるヨガの動きと解剖学の知識(解動学入門)をお伝えしています。

美しい姿勢のための体幹ヨガ

毎月 第3土曜日11:00 – 12:15

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