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2020-09-08

トラウマセンシティブヨガのポイントとは?- 臨床心理士による、こころのセルフケア

Hey! I miss you. Image created by Daniel Barreto. Submitted for United Nations Global Call Out To Creatives - help stop the spread of COVID-19.
Photo by United Nations COVID-19 Response on Unsplash

前回から引き続き、私のプログラムに取り入れているトラウマセンシティブヨガについてご紹介します。

前回、トラウマセンシティブヨガはトラウマ体験について語るものではなく、ヨガのポーズなどを取りながら今現在の自分の身体感覚や感情に注意を向けて、心と体のつながりを回復するものだとお伝えしました。

今回は、トラウマセンシティブヨガのポイント3つを紹介します。

1.マインドフルネス

まずは、「今」をしっかりと感じることです。トラウマ体験は過去のことです。意識が過去へと行ってしまうところから、今この瞬間に戻し、「今」を生きる必要があります。ヨガをやる中で身体感覚に注目することで、注意を今この瞬間に戻す練習をしていきます。

2.自分で選択すること

誰かの指示や空気を読んで他者に合わせるのではなく、自分の気持ちや身体感覚に気づき、それを元に自分自身で選ぶことです。トラウマ体験は、「自分で選択できない」状況によって引き起こされたと思います。「なすすべがない・・・」と選択肢を奪われ、自分のために必要な行動を取れなかったのかもしれません。身を守るための行動として「指示に従う」「周囲に合わせていた」かもしれません。しかし、今はそうする必要がない環境にいるのなら、少しずつ自分のための選択をヨガを通して練習していきましょう。自分の気持ちや身体の感覚をもとに、自分で自分のために必要な行動を選びます。

3.効果的な行動を取ること

自分にとって効果がある行動を取ることです。ヨガの中で身体感覚をもとにポーズを変えると、不快だった身体反応が軽減することがあります。例えば、「足がしびれていてポーズを変えるとしびれが楽になる」「体側を伸ばすと呼吸がしやすくなる」などです。長くトラウマを受けていると、効果的な行動を取れず、不快な状態に耐えてしまうことがあります。効果的な行動を取ることは、自分に注意を向けて、自分を大切にしないとできないことです。ヨガを通して、自分で自分を楽にする、大切にする練習をしていきます。

トラウマ・センシティブヨガについてご紹介しました。興味がある方は、ぜひヨガクラスに参加してみてください。

石上友梨 公認心理師 / 臨床心理士 ヨガインストラクター マインドフルネス瞑想ワークショップ ハスヨガ銀座スタジオ

石上友梨

臨床心理士/公認心理師 ヨガインストラクター
体へのアプローチやマインドフルネスを学びたいと思い東チベットやインドで瞑想を学び、ネパールで全米ヨガアライアンス200を取得。帰国後、現在は医療機関、行政機関などで認知行動療法をベースとした心理カウンセリングを行いながら、ヨガ講師やライター業、講演活動など幅広い分野で活動中。

マインドフルネスヨガ 〜気づきと思いやり〜 9月10月の予定

9月8日(火曜) 19:15-20:30
9月25日(金曜) 19:15-20:30

10月13日(火曜) 19:15-20:30
10月23日(金曜) 19:15-20:30

料金

2000円
※別途ヨガマットレンタル300円

ご予約

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    マインドフルネスヨガ 〜気づきと思いやり〜 毎月第2火曜日 19:30-20:30マインドフルネスヨガ 〜気づきと思いやり〜 毎月第4金曜日 19:30-20:30
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