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2020-09-08

トラウマセンシティブ・ヨガについて-臨床心理士による、こころのセルフケア

Photo by United Nations COVID-19 Response on Unsplash

トラウマとは

今回は、私のプログラムにも取り入れているトラウマセンシティブヨガについてご紹介します。トラウマセンシティブヨガとは、トラウマ研究や治療のための機関であるアメリカの「トラウマセンター」でトラウマのための補助療法として行われているプログラムのことです。トラウマと聞いて、みなさんはどのようなイメージを持ちますか?トラウマセンターで行われているトラウマセンシティブヨガは、トラウマといっても、トラウマになるような1回の辛い体験より、長期に渡って受けたトラウマへのアプローチとして作られたものです。何度も何度も辛い体験にあって、なんとか身を守る方法として、「何も感じない」ために心と体を切り離してしまったような場合です。

ヨガの効果のひとつ

トラウマの補助療法が「ヨガ」とは意外な感じがするかもしれません。トラウマの治療としては、自分のトラウマ体験を当時の感情を伴って「語る」方法が主流でしたが、近年ではヨガなど体にアプローチする方法が注目されています。カウンセリングという守られた場所でも、トラウマを語ることはとても辛いことです。また、自分の感情を切り離してしまったために、感情を伴って語ること自体が難しい場合もあります。

自分への癒やしのスタート

トラウマセンシティブヨガでは、自分のトラウマ体験を意識的に思い出し、トラウマ体験を誰かに語ることはありません。ヨガマットの上でヨガのポーズを取りながら、自分自身の体に注意を向けます。ポーズを取ることで、筋肉の動きや、身体感覚、内臓感覚など様々な感覚に気づきやすくなります。過去の辛かった記憶ではなく、今この瞬間の自分の感覚に注意を向けます。本来のヨガは心と体をつなぐものです。自己への気づきの積み重ねで、だんだんと自分の感覚や感情に気づけるようになっていきます。自らの心と体をつないでいくことが、癒しへのスタート地点につながるのです。

石上友梨 公認心理師 / 臨床心理士 ヨガインストラクター マインドフルネス瞑想ワークショップ ハスヨガ銀座スタジオ

石上友梨

臨床心理士/公認心理師 ヨガインストラクター
体へのアプローチやマインドフルネスを学びたいと思い東チベットやインドで瞑想を学び、ネパールで全米ヨガアライアンス200を取得。帰国後、現在は医療機関、行政機関などで認知行動療法をベースとした心理カウンセリングを行いながら、ヨガ講師やライター業、講演活動など幅広い分野で活動中。

マインドフルネスヨガ 〜気づきと思いやり〜 9月10月の予定

9月8日(火曜) 19:15-20:30
9月25日(金曜) 19:15-20:30

10月13日(火曜) 19:15-20:30
10月23日(金曜) 19:15-20:30

料金

2000円
※別途ヨガマットレンタル300円

ご予約

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    マインドフルネスヨガ 〜気づきと思いやり〜 毎月第2火曜日 19:30-20:30マインドフルネスヨガ 〜気づきと思いやり〜 毎月第4金曜日 19:30-20:30
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