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2020-09-25

頭の位置を変えるだけで見た目年齢が下がる?!

Staring at the window
Photo by Jorge Salvador on Unsplash

身体全体のバランスが崩れると、顎が前に出る前傾姿勢、二重顎、なで肩、猫背など見た目年齢を上げる要素が増えてきます。さらには、見た目の問題だけでなく、疲労感や肩こり等、体調不良まではいかなくとも、なんとなくすっきりしない感じに悩まされるとも耳にします。今回は、繊細な筋肉の多い首(背骨と連動していますが)と頭にかけての動きを検証したいと思います。

身体のバランスの悪さの原因とされる代表的なもの

  • ・日常的に使うスマホ使用時やPC作業中の姿勢の悪さによる影響。
  • ・運動不足、加齢による腹筋などの筋力低下。

それでは、腹筋や足腰の筋肉などのアウターマッスルを鍛えることで、インナーマッスルも連動して正しく見た目に美しい姿勢を保てるようになるのでしょうか?

インナーマッスルを覆うように付いているアウターマッスルを優先して鍛えるとどうしてもそちらに頼ってしまうため、インナーマッスルまで意識的に使うというのは難しいでしょう。

身体の構造的に私たちに起こっているのは、インナーマッスルの使い方が悪いからアウターマッスルまで影響するということです。インナーマッスルが効率的に使えずに硬くなると、軸骨格が緊張します。軸が緊張したままでアウターマッスルを使っても、あまり効率的とはいえないのです。

そもそも頭の重量を支えるために常に緊張しているインナーマッスル

二足歩行になって重たい頭が高い位置になった時点で、人間って緊張しやすいものなんだと思います。頭の重量は5〜6kgと言われていますが、これを身体の一番上でバランスとり続けなきゃならないのだから、「そりゃ緊張もするわ!」ということでしょう(笑。
さらに、呼吸をするたびごと、歩くときに一歩を踏み出すごと、身体のバランスは変わり続けています。そんな繊細なレベルでのバランスを身体を起こしている間中(ひょっとしたら横になっているときも)、取り続けているのはインナーマッスルなのです。

脊椎へのつながってしまう首の緊張の仕組み

頭蓋骨と頸椎のをつなぐ関節は頭蓋骨の中央より若干後ろに位置しています。だから、首の後ろのインナーマッスルが働いていなければ、頭はどうしても下に傾く(うなずく動作)ようにできています。頭と首の後ろをつなぐインナーマッスルは、頭が下を向き続けないように常に使われていて、意識しないとずっと緊張状態にあるものです。だから、意識してこのインナーマッスルが的確に使われるようにすれば、自然とその下に続く脊椎の緊張も解かれます。

頭の重さと首の関係を感じてみよう

では、耳たぶの後ろを触ってみて。
顎関節の凸凹の辺りが頭と首のつなぎ目がある高さです。
「この高さで頭は自由に動く」とイメージして、上を向いたり下を向いたり、目線から動かすようにして左右を見回したりしてみてください。
ちなみに「動かそう」と思うとインナーマッスルは過度に力が入りやすいので、「こう動くんだ」とイメージする程度で十分です。

それまで感じていたよりも首の始まりの位置が高く感じませんか?
本来の首の長さを思い出し、少しずつでも首の力は抜けたはず。

中心軸が少し後ろに下がったように感じます。


それこそ、インナーマッスルがうまく機能した証拠です。

インナーマッスルはあまりにも深層で自分ではわからないくらい細かい動作をコントロールしているので、使っているかどうかを判断することは無理です。でも、繊細なレベルでの身体の動かし方を意識的にすることによって、このように的確に使うことは可能なんですよ。

肩こり、腰痛はもとより、その他、腕が痛いのも、股関節に違和感があるのも、膝が痛いのも、全ては頭と脊椎から成る軸骨格から始まります。

インナーマッスルが使えているのかどうか、自分がうまくできているかどうかをジャッジするより、「私はこう動かす」と決めて、それに合わせて動きの指示を出し続けていること(上述なら頭と首のつなぎ目がどこにあるか、頭をどこでどう動かすか)を優先してみてください。その結果として、インナーマッスルは使えるものです。結果を追い求めるのではなく、そこに至るプロセスを重視すると、自分の身体をコントロールして不調に対応することも可能になります。

また、「静止しているときはコントロールしなくてもいいのか?」と聞かれることもありますが、動くというのは起き上がって行動しているときだけとは限りません。何度も言いますが、呼吸のたびごとに身体はバランスをとって動き続けています。つまり生物にとって、呼吸している限り、静止した状態はありません。

動きのしくみがわかる解動学入門(陰ヨガ)

毎月第1・3火曜日 11:00 – 12:15

10月の予定
2020年10月6日
2020年10月20日

【対象】
ヨガ経験者、ヨガインストラクター、身体の動きの仕組みや解剖学に興味のある方

ヨガインストラクター ホタカミア

Mia

ライター、グラフィックデザイナーとして編集プロダクションに勤務。10年以上にわたって広告などの制作に携わり、会社と自宅の往復に追われる中でヨガと出会いました。30歳台後半でシェーグレン症候群であることが発覚し、不意の発熱、倦怠感、指先や耳の極端な冷え症、手首の関節痛、咳喘息といった症状に悩まされるように。以後、病と共に上手に生きる術を模索し始めました。

動きのしくみがわかる解動学入門(ハタヨガ)

毎月 第3土曜日11:00 – 12:30

10月の予定
2020年10月17日

【対象】
ヨガ経験者、ヨガインストラクター、身体の動きの仕組みや解剖学に興味のある方

ヨガインストラクター 山本あつこ

Atsuko

2019年にアレクサンダー・テクニークと解剖学から「動きやすさの法則」を体系化した新しいヨガとして、YOGA BASE LABを仲間と共に発足。都内スタジオでヨガを教えるほか、自ら教室も主宰しています。

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