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2020-08-23

【陰ヨガ+解動学】新たな発見があるかも?見直してみようヨガポーズのアプローチの仕方

Woman practicing yoga
Photo by Polina Tankilevitch on Pexels

陰ヨガと解動学って相性が良い気がするんです。


そうですね。私は持病による関節痛などで激しく動くのがいやになって、次第に陰ヨガに興味が出てきたんです。そして陰ヨガのティーチャートレーニングを受けるうちに、これは解動学を使ってやればもっと効果的じゃないかな〜と思うようになったんです。激しい動きももちろん丁寧に考えて行えばできるんですが、当時よくいわれていた「ヨガはこうでなければならない」禁忌にも嫌気が差していました。

ヨガポーズに対する固定概念に疑問

特に気になっていたのはポーズに対する細かいアライメント。それらを意識しすぎて、逆に呼吸しにくくなった時期がありました。

これやらなきゃ、あれやらなきゃというプレッシャーで全身が固まった状態で、足の向きと膝の向きはこっち、お腹は引き締めて、でも背中が反らないようにして、肩は下げて…と部分部分を無理に動かして、さらに各所を固めるという悪循環が続いていたんだと思います。1つ1つは非常に正当なことだけど、全身で考えるとすごく無理していた感じ。

その人の身体の個性に合わせたヨガスタイル

その辺りが陰ヨガは結構自由なんです。例えば、脚の裏側全体をストレッチするハーフバタフライ(片脚は伸ばし、もう一方の脚は合蹠の状態で前屈)など、ポーズごとにターゲットエリアが存在し、そこに効かせるために自分のポジションを探していくのが陰ヨガのスタイル。

正解は一つじゃない。多様なアプローチ

伸ばした方のつま先を天井に向けるのか・向けないのか、膝を伸ばすのか・曲げるのか、前屈の角度はどのくらいにするのか、前屈の方向を伸ばした脚と同じ向きにするのか・脚より内側に向けるのか・外側に向けるのかなど、じっくり時間をかけてその日もっとも心地よくストレッチできるポジションを探していき、見つかった時点から3〜5分その状態をキープするんです。

陰ヨガで刺激するのは一部の筋肉ではなく、その先につながっている靭帯や腱、それらを包んでいる筋膜などの結合組織全体。骨も根本的な組織としてはつながっていますから、巡り巡って刺激することはできると考えます。筋肉をないがしろにしているつもりはありませんが、「○○筋を使うぞ!」と意気込んでもその通りには実際に使えないものなので、その筋肉周辺の土台である骨を理解して動かすことによって、目的の筋肉に効かせたい、というのが順番です。

もっとラクにヨガポーズをしよう!陰ヨガに解動学というコンセプトを取り入れたわけ

私が陰ヨガに解動学を取り入れたいと思った理由はもう一つあって、先程の自分なりのポジションを探す過程で大抵はどこかに余計な力が入ってしまうんです。そこで、身体のしくみや動かすプロセスというものを考えてコントロールできるようになれば、よりベストなポジションに導けるんじゃないかな、と思いました。

まとめ

部分的な筋肉への意識は不必要な力みを生むだけ。視野を広げるてみると、ヨガポーズのアプローチに深みが増す

ヨガポーズ中だけでなく、日常生活においても理想的な姿勢は、どこにも余分な力みがない状態です。しかし、人は意識して筋肉の力みを取ることのほうが難しいようです。なぜなら、筋肉の各部位への意識は、往々にしてほとんどの人は、アウターマッスルへの働きかけを得意とするからです。さらに、アウターマッスルの一部を固定してしまう事によって、これが他の身体の部位へと連動せず、全身でみるとバランスの悪い状態となってしまうわけです。

ヨガポーズの安定や強さを得るためにと意識したことが、体全体へと連動せず、逆に力だけ入ってしまって疲れや怪我の原因となったりするのです。

ヨガポーズ中でも日常生活においても楽な姿勢の維持には、アウターマッスルよりもインナーマッスルのコントロールが鍵とされています。しかし、一般的なヨガの動きのプロセスを見ていくと、本来の動きとは違う方向性のプロセスを辿っている事があります。それを回避し本来の身体の自然な動きでヨガポーズを完成するために、全身のバランスを考えた動きのコントロールが必要となってくるのです。

ここでいう動きのコントロールとは、筋肉を積極的に動かしていく能動的なアプローチではなく、骨、関節からアプローチをすることによって、筋肉が最後に動かされるといった能動的な視点が鍵となるわけです。(インタビューアー:ちひろ)

動きのしくみがわかる解動学入門(陰ヨガ)

毎月第1・3火曜日 11:00 – 12:15

9月の予定
2020年9月1日
2020年9月15日

【対象】
ヨガ経験者、ヨガインストラクター、身体の動きの仕組みや解剖学に興味のある方

ヨガインストラクター ホタカミア

Mia

ライター、グラフィックデザイナーとして編集プロダクションに勤務。10年以上にわたって広告などの制作に携わり、会社と自宅の往復に追われる中でヨガと出会いました。30歳台後半でシェーグレン症候群であることが発覚し、不意の発熱、倦怠感、指先や耳の極端な冷え症、手首の関節痛、咳喘息といった症状に悩まされるように。以後、病と共に上手に生きる術を模索し始めました。

動きのしくみがわかる解動学入門(ハタヨガ)

毎月 第3土曜日11:00 – 12:30

9月の予定
2020年9月19日

【対象】
ヨガ経験者、ヨガインストラクター、身体の動きの仕組みや解剖学に興味のある方

ヨガインストラクター 山本あつこ

Atsuko

2019年にアレクサンダー・テクニークと解剖学から「動きやすさの法則」を体系化した新しいヨガとして、YOGA BASE LABを仲間と共に発足。都内スタジオでヨガを教えるほか、自ら教室も主宰しています。

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