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2020-07-10

【ヨガ+解動学】ヨガポーズ・チャトランガで感じる身体の重さは意識しだいなの?

一般的に解剖学は敷居が高く感じてしまうものなのですが、YOGA BASE LAB で提案する”解動学” (解剖学+動きの分析)が気になっています。


確かに解剖学って一般的には難しい、自分とは関係ないものというイメージがありますよね。ヨガもかなりの経験者になってやっと解剖学に興味が出てくるという程度かもしれませんね。


ヨガの養成講座である、RYT200では解剖学は必須で習いましたが、そこから実践につなげていくのはまた別のステップというか。


私もずっと大学で語学を学んでいたせいもあって、解剖学は理系で自分には関係ないって思ってました。そして、ヨガをやるようになって、しかもインストラクターになってから、その必要性を実感するようになったんです。それでも、RYT200を受講していた当時はテストさえクリアできれば、という程度でした。当時は小難しい用語を暗記するだけで精いっぱいでしたから。


養成講座にもよるかもしれませんが名称と各部位の基本的な動きくらいですよね。ビンヤサの動作をした時に、各筋肉がどう連動しあって、全体に作用するという構造がいまいちピンときませんでした。基礎知識から実践にどうつなげていくがが重要なポイントですよね。


基礎知識で充分だと思います。ただ、基礎知識を実践にどう活かすかを教えて切れていないというのが現状ではないでしょうか?私はその実践にさらに自分の体にどう知識を適用するかどうかというのも含まれると思います。まず基礎知識に沿って自分の体が実際に動いていることを理解し、それをクラスに展開していく、というのが理想の流れではと思います。


たしかに!
例えば自分の経験でいうとチャトランガの練習によって右の手のひらを痛めた場合に、なぜそれが引き起こされたのか?まではわからなかったです。さらに、自分がはたして基礎知識に沿って動けていたのかというところにも疑問がでます。知識と実際の動きにズレってありますよね?


ありますね。それを私たちはクセと呼んでいます。


クセ!無意識におこなっている勘違いですね?


原因は色々ありますが、そう、無意識の勘違い。ケガをしてそれをかばっているうちにおかしな動きが身についたとか、昔誰かに注意されたことが無意識にトラウマになって余計な力が入るようになってしまったとか。


無意識の勘違いを解消するメソッドがYOGA BASE LABのコンセプトの一つというわけですね!


解消するというか、クセに自分で気づけるようになって、自分で軌道修正する方法を見つけられるということです。解動学は軌道修正するために必要となる知識と思っていただければ。


知識を入れるだけで、軌道修正を自分でできることなんて可能なのでしょうか?


方法はその時々や人それぞれで変わってきます。だって、人は毎日変わるものだから、一つのクセを直しても、いずれ別のクセが出てきます。直すと思わないで、自分にはそのクセを行うことも、別の行動を取ることもできると考えてみてはどうでしょうか?


例えば、私の場合、チャトランガをする時にお腹に意識をもっていっていました。この意識のポイントが右のてのひらの痛みの原因だったりするのですかね?


お腹を意識するということは体の他の部分は忘れてしまっているということですかね?


チャトランガで床のほうへ降りて来る時に、手と腕に負担をかけないようにと、下腹ひっこめて身体全体を支えるイメージをしていました。


実際に(ちひろさんのチャトランガを)見ているわけではないので一概にはいえませんが、下腹部に力を入れると背中や首辺りも縮まりますよね。


たしかに、背中や肩に力が入っていました。解動学的な視点でチャトランガを行うとしたら、力は入れないのですか?一般的にチャトランガは筋トレのプッシュアップのイメージに近いかと思っていました。


腕は肩甲骨と鎖骨を通じて背中や首の中心、つまり脊椎、ひいては頭につながっています。だから、脊椎が縮んだ状態(力が入っている状態)で動いても効率的な筋トレはできないんです。試しに、立っている状態でもいいので、いつものチャトランガのように下腹部に力を入れて腕を挙げ下げしてみてください。


むむ。き、きつい、、、というか、腕が重く感じる


次に、「自分には頭があって脊椎を通じて体全てがつながっている。そして、腕は鎖骨から動く」と思って同じように挙げてみてください。

腕がさっきより軽く感じます!!!!
「腕が重く感じる」
「腕が軽く感じる」
この違いは何ですか?


余計な場所が緊張していることにより、腕までも踏ん張っていたのかもしれません。それを無理に挙げようとすれば、結果として重く感じるということですね。つまり重いと感じるとは、体のデザインに反して、重くなるように自分で行動していたんです。軽く感じたのは、体のデザインを思い出して、本来の効率的な動きを再現できたから。

この自分で選択した行動こそが知識で軌道修正が可能という所に繋がるわけですね


その通り!
チャトランガで右掌を痛めたという例も腕が重く感じたときと同じようなことが起こった可能性が考えられます。自分でクセに気づいて軌道修正する選択をすれば、怪我を回避することもできるんですよ。

なるほど!なんとなくYOGA BASE LAB解動学の入り口が少し見えました。

まとめ

できないポーズができるようになるのは嬉しいものですが、できるだけ怪我は避けたいものです。ヨガの練習を重ねていくとやはり出てくるのは欲。ジャンプスルー、ハンドスタンドなど難易度の高いポーズに挑戦したくなりますね。しかし、頭に入れておきたいのは、難易度が上がるほど、欲が出るほど怪我をしてしまうというリスク。(【欲】と表現してしまうと、ヨガ的に、NGな響きがありますが、【欲】も大事なエネルギーの一つと考えています。ただし、行き過ぎは禁物ですが。)

しかし、やみくもに練習を行うだけであったり、精神論だけでは怪我のリスクを避けるのは難しいように思います。ポーズができない。痛みがでる。等の課題には必ず解剖学的な原因が存在します。YOGA BASE LAB の解動学クラスでは、毎月テーマを設け、なぜそうなるのか?どうやって思い込みのクセから脱却するのか?そこに至る動きの原因までを解剖学とともに深堀りします。

少し脱線しますが、ジャンプバック、ジャンプスルーがあと一歩のところで行き詰まったまま早何年もあがいています、、、(もしかしたら、程遠いところにいるかもですが。)妊娠出産子育てのブランクを差し引いたとしても、いい加減できるようになろうよ。と思う今日このごろなわけで。確信しているのは、頭にあるイメージと実際の動きが違う事。ミア先生からも伺うのですが、まさにその通りだと痛感しています。(高橋ちひろ)

YOGA BASE LAB ヨガ+解動学

ヨガインストラクター ホタカミア

Mia

ライター、グラフィックデザイナーとして編集プロダクションに勤務。10年以上にわたって広告などの制作に携わり、会社と自宅の往復に追われる中でヨガと出会いました。30歳台後半でシェーグレン症候群であることが発覚し、不意の発熱、倦怠感、指先や耳の極端な冷え症、手首の関節痛、咳喘息といった症状に悩まされるように。以後、病と共に上手に生きる術を模索し始めました。

ヨガインストラクター 山本敦子

Atsuko

2019年にアレクサンダー・テクニークと解剖学から「動きやすさの法則」を体系化した新しいヨガとして、YOGA BASE LABを仲間と共に発足。都内スタジオでヨガを教えるほか、自ら教室も主宰しています。

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