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2019-07-20

【ヨガ体験レポート】ゴムカーサナの「痛い」「できない」、それってホント?動きを分析しよう「うで編」

骨格模型を囲んでの和やか座談会風のワークショップは発見がいっぱい!

梅雨シーズンまっただ中、突然の台風到来などでお天気が心配だった6月30日の日曜日。前日までひどい雨だったものの、幸運にも当日は雨も止み、暑くも寒くもない過ごしやすい中で無事にYOGA BASE LABの第1回ワークショップを開催しました。今回は牛の顔のポーズの腕に特化した120分。インストラクターとして活躍されている方から初心者まで、幅広い層の皆さんが集まって、腕のことを学ばれていかれました。

等身大の骨格模型を囲んで、座談会でもするかのように進められた今回のワークショップ。腕を構成する骨を一つひとつ細かく解説していくと、思いも寄らぬ知識が多かったようです。熱心な質問が飛び交い、対する我々YOGA BASE LABメンバーも応えるのに思わず熱が入って、解剖学的なお話だけでもかなり長くなってしまいました。

牛の顔のポーズでは、両手を背中で組むという複雑な動きが要求されます。そこでペアになって、両手を背中に回すまでの過程を分析。どの関節がどういう順番で動くのかを話し合い、これまで深くは考えずに行っていた行為を敢えて考えるということに挑戦してもらいました。参加者の皆さんにとってかなり新鮮だったようで、お題以外にも「じゃあこの場合はどうなる?」など、それぞれの体験から色々な可能性について意見を出し合っていらっしゃいました。

2019年7月30日(火)は「あし編」です。脚を組むという動きにフォーカスするので、関心がある方はぜひご参加ください!

なぜ手が届かない?できない理由を考えてみる

Q1. できない(後ろで手が組めない)のは、PC、スマホを使いすぎて、肩周りの筋膜が癒着して肩甲骨の柔軟がないせい?

そうですね、生活習慣によって肩甲骨周りの筋肉が硬くなってしまい、本来の動きを発揮できていないということでしょう。でも、動かす順番を認識して動かすことにより、硬い状態でもその日の最大限を発揮できる可能性はありますよ。


ちなみに、動かす順番は指先から順にですか?

動かす順番とは意味合いが異なりますが、動きの軌跡のイメージという点で、牛の顔のポーズは指先が腕全体を誘導していくと考えるのは有効ですね。

牛の顔のポーズ(うで)を試してみよう

左腕が上、右腕が下で牛の顔のポーズをリードしてみるので、試してください。それでは上になる左腕から。

1 まず、右手で胸鎖関節を触って、腕がどこから始まるか思い出しましょう。

2 左手の親指が腕を誘導するようにして、自分の身体の前を弧を描くようにして上がっていきます。そうすると左の指先は肩や背中付近にありませんか?

今のリードは胸鎖関節、肩鎖関節、肩甲上腕関節、肘関節、手首(正確には指先の関節も)が順番に動くようにしたものです。次に、同じように関節が順番に動かして、右手を背中に回しましょう。

1 こちらも胸鎖関節から腕が始まっていることを意識しましょう。

2 左手の親指が誘導するようにしてお尻の横でくるりと掌を返します。

3 肘が曲がって、親指が背中で弧を描くようにして上っていきます。

4 背中で左右の指先が出会えば組みましょう。

この手順を試してみたら、全くつかなかった指先同士の距離が縮まりました!

背中で両手を組んだ最終状態をみて、いきなりそこにもっていこうとすると余計なところに無駄な力が入りやすいんです。習慣的なクセが関連していることもあります。でもこのリードによって、動かす必要のあるところだけが必要な力だけで、順番に動くようになったんですよ。肩や肘の屈曲・伸展以上に、回外・外旋、回内・内旋も重要だと思ったので、それらが自然と行えるリードを考えてみました。

あくまでも私がクラスで行うリードの一例で、これがワークショップでの正解ではありません。当日はどの関節が動いているか、それらがどういう順番で動けば動きやすいかをグループディスカッションしてもらって、それぞれのやり方を考えてもらいました。動きについて考えるトレーニングでもありましたね。

手が届かない!を解決する4つの大事なポイント

・腕がどこから始まるかを意識する。
・指先(特に親指)が腕全体を誘導すると思って動かす。
・左(上になる方)は肘の回外と肩(胸鎖関節・肩鎖関節・肩甲上腕関節)の外旋を考える。
・右(下になる方)は肘の回内と肩(胸鎖関節・肩鎖関節・肩甲上腕関節)の内旋を考える

過去のワークショップ

日時 テーマ
2019年7月30日(火) 10:30〜12:30 牛の顔のポーズの「痛い」「できない」、それってホント?動きを分析しよう「あし編」
2019年8月30日(金) 14:00〜16:00 呼吸のしくみをわかりやすく学ぶワークショップ 初級編

料金

料金 3,500円

※レンタルヨガマットは別途300円

最新のレギュラークラスです。

動きのしくみがわかる解動学入門(陰ヨガ)

毎月第1・3火曜日 11:00 – 12:15

9月の予定
2020年9月1日
2020年9月15日

【対象】
ヨガ経験者、ヨガインストラクター、身体の動きの仕組みや解剖学に興味のある方

ヨガインストラクター ホタカミア

Mia

ライター、グラフィックデザイナーとして編集プロダクションに勤務。10年以上にわたって広告などの制作に携わり、会社と自宅の往復に追われる中でヨガと出会いました。30歳台後半でシェーグレン症候群であることが発覚し、不意の発熱、倦怠感、指先や耳の極端な冷え症、手首の関節痛、咳喘息といった症状に悩まされるように。以後、病と共に上手に生きる術を模索し始めました。

動きのしくみがわかる解動学入門(ハタヨガ)

毎月 第3土曜日11:00 – 12:30

9月の予定
2020年9月19日

【対象】
ヨガ経験者、ヨガインストラクター、身体の動きの仕組みや解剖学に興味のある方

ヨガインストラクター 山本あつこ

Atsuko

2019年にアレクサンダー・テクニークと解剖学から「動きやすさの法則」を体系化した新しいヨガとして、YOGA BASE LABを仲間と共に発足。都内スタジオでヨガを教えるほか、自ら教室も主宰しています。

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