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2020-07-30

できないヨガポーズは筋力や柔軟のせいではないかも。動きのしくみがわかる解動学入門ワークショップ「頭+頸椎」 

Purvottanasana

集中コースでは、相談事や質問は大歓迎とのことですが、集中コースに参加するにあたってオススメの準備とかありますか?ヨガを練習している事は参加の条件になりますか?


あとになって、アレ聞きたかったのに忘れてた!となりがちなので自分の気になっていることや、もっと上手くできるようになりたいアーサナ、改善したいと思っていることなどを、事前にまとめておくと質問しやすくなると思います。

頭から頸椎は、脊椎の最初のつなぎ目、関節ですからとても重要です。ここが詰まっていると、全身の動きに影響がありますが、首という位置や筋肉だけで考えると腕の動きに影響は大きいです。逆に腕が痛いと首も固まります。

YOGA BASE LABが考案した解動学では、頭から脊椎の軸骨格でバランスを取ることを学ぶのですが、まず最初にやることは、骨、関節を知るということです。

自分の頭と頸椎の位置関係と大きさを認識するだけでも、動きやすくなりますよ。


特に際立って直結するヨガポーズはありますか?


  • ウールドヴァハスタアーサナ(Urdhva Hastasana)
  • ヴィラバドラーサナ(Virabhadrasana)1, 2, 3
  • トリコーナーサナ(Utthita Trikonsana)
  • ウッティタ・パールシュヴァコナーサナ(Utthita Parsvakonasana)
  • アンジャネーヤアーサナ(Anjaneyasana)
  • あとはプランクやダウンドッグなど

頭と頸椎がキュッと縮まっていたら、当然、腕が伸ばしにくいのは想像出来ると思います。

アーサナが上手く出来ないのは筋力と柔軟性がないからだと考える人が多いですが頭、脊椎の位置や腕の動きの仕組みを知ることで、筋力や柔軟性とは関係なく動きやすくなります。


例えば、プルヴォッタナアーサナは、腕を上げる動きとは違うかもなのですが、「頭と脊椎+頚椎」関係しますか?


もちろんです。
骨格の位置関係と体がスムーズに動くための、動かす順番を知る事でビックリするくらい変わりますよ。

まず長座で座りますよね。そこから、膝立てるとき片足ずつ、膝が天井に向かって動くと思って動かしてみましょう。この足の動かし方は、動く前から太腿や下腹をロックしないための動きの提案です。

そして同じように後ろに手をつくときが重要です。腕は鎖骨と肩甲骨と繋がっていますが、腕を背中側に引っ張るように動かしてしまうと胴体は固まり、そこからアーサナのためにさらに体を動かすのは、関節に負担がかかってキツいです。まず右から後ろ振り返る動作と共に、右手を後ろについてみます。すると腕は体の前側で楽に動くことができます。

頭と脊椎のウェーブがあって坐骨でバランスを取っていることを思い出してから頭から頸椎で振り返る感じで行きましょう。何回かやり直してもいいですね。視線を使うとやりやすいですよ。

そして、左手も同じやり方で振り返りながら自然につきたい位置に手をつきます。この時点で、まだいつもより腕が自由に動ける状態です。

両手をついたら頭、丸い後頭部の立体感もイメージしながら視線が下にさがってお腹を覗き込んでみましょう。

頸椎も本来の長さでカーブしていき、自然な股関節の屈曲が起きています。そこから視線が前から上にあがっていって、頭が後ろに動き始めてそれに全身がついていきます。


痛みの原因は、「頸椎も本来の長さでカーブしていないから」?


それと腕を体の後ろ側に引っ張って固定してから、その固めている腕を動かそうとする無理のある動きです。

動き出す前に、すでに完成形をイメージして動くことも固まる原因になります。一つ一つ、今、動かしているところを丁寧に積み重ねた結果が形になるという事ですよね

プロセスを丁寧にと言われても、具体的にイメージしづらいかもしれませんが、無意識だと大抵の人は結果をイメージして動きます。なので、無意識だったところに意識的になる練習をしていきます。


集中コースでは、身体の動かしているところを一つ一つ丁寧に積み重ね、ヨガポーズまでのプロセスを深掘るのですね?


はい。まずは自分の体の骨、関節の大きさや位置を知っていきます。
股関節の位置なども、勘違いしている人が多いですが、関節以外のところを曲げようとしていると思ったら、動きにくいのは当たり前ですよね。骨格の位置や大きさを知るという知識は、一生使える財産になりますよ。

まとめ

一度正しい知識を理解してしまうと身体は劇的な変化を起こします。なぜ、骨の動きや位置を無視した動きは身体に無理や痛みがでてしまうのか?ポーズが完成しない原因は、筋力や柔軟性のせいと考えてしまう事が多いですが、実は100%そうとは言い切れないようです。筋肉はすべて骨と関節と繋がって動いているので、もとを正すと骨格や関節の動きが鍵となるのです。しかしながら、頭の中で思い描いていた骨格のイメージと実際の位置にズレが生じているため、多くの場合は間違った骨の位置のイメージが障壁となり、ポーズの完成までの道のりを遠ざけてるようです。

ヨガ+解動学 動きのしくみがわかる解動学入門ワークショップでは骨の動きからヨガポーズを見るところからスタートします。(インタビューアー:高橋ちひろ)

動きのしくみがわかる解動学入門ワークショップ

毎月 第3土曜日11:00 – 12:30

8月の予定
2020年8月15日

ヨガインストラクター 山本敦子

Atsuko

2019年にアレクサンダー・テクニークと解剖学から「動きやすさの法則」を体系化した新しいヨガとして、YOGA BASE LABを仲間と共に発足。都内スタジオでヨガを教えるほか、自ら教室も主宰しています。

陰ヨガ+動きのしくみがわかる解動学

毎月第1・3火曜日 11:00 – 12:15

8月の予定
2020年8月4日
2020年8月18日

ヨガインストラクター ホタカミア

Mia

ライター、グラフィックデザイナーとして編集プロダクションに勤務。10年以上にわたって広告などの制作に携わり、会社と自宅の往復に追われる中でヨガと出会いました。30歳台後半でシェーグレン症候群であることが発覚し、不意の発熱、倦怠感、指先や耳の極端な冷え症、手首の関節痛、咳喘息といった症状に悩まされるように。以後、病と共に上手に生きる術を模索し始めました。

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