toggle
2020-06-26

【ヨガ+解動学】YOGA BASE LAB 6・7月のテーマ:頭

 

体の全ての始まり、頭が今月のテーマとのことですが、よく耳にする「足が始まり」という考え方と根本的な違いは何でしょうか?


ヨガをやっていると足からってよく言われますよね。それも間違いではないと思います
ただ、いきなり足の裏や土踏まずを意識するということは、体の一部分だけにしか意識がいかなくなるとも言えます。つまり、足やその周辺にいきなり無駄に力を入れる事にも繋がります。やりたくなくても、考えれば考えるほど、力って入っちゃうものですよね。


ヨガでいう強い土台は、足を強く意識して力を入れて踏ん張ることではないということですね。


体に適度な張りを与えるのと、無駄に緊張させた状態にするのはイコールとはいえません。そもそも踏ん張ったところで、物理的に体重が増えるわけではないので、踏ん張ること=強い土台にはなりません。


体に適度な張りとは具体的ににはどういう状態でしょうか?たしかに、物理的に体重が増えるわけではないというのは理解できました。


それでは、実際に体験してみましょう。タダーサナのときに、足裏のアーチを意識しようとか、そこから力強く立とうとか考えて立ってみてください。


はい。


で、そのときに足裏に感じる床の感触とか、足裏や脚の様子を観察してみてください。
次に、いったん今のことは手放して、ちょっと周辺を歩いてみましょうか。
自分には頭があって、そこから脊椎がつながっていて、頭から足先まで連動して自由に動けると唱えながら歩いてみて。


一番の違いは膝がロックしない。


私も過伸展ですけど、膝を緩めなきゃって思うと、太ももに力が入っちゃうんですよね。その部分にフォーカスしすぎて余計なところを緊張させるということです。

では逆に、先程のように頭をまず考えて、そこから体全部がつながっていると思ったら楽に体が動きませんでしたか?緊張させて力が入りすぎているのでもなく、いわゆる脱力とも違う、体全体が連動していつでも自由に動ける状態が、”適度な張り”に近い状態だと思います。
頭は5〜6kgもあって、それを細い頚椎から始まる脊椎で支えている。


頭が始まりで意識していったほうが合理的ってことなんですかね。


合理的というのともちょっと違うかも。
頭は軸骨格の始まりで、そこに脊椎がつながり、さらに脚や腕もつながります。しかも重い。その頭が忘れられてしまうと、頭で脊椎を押しつぶして動きにくい状態になってしまうんです。タダーサナ以前も問題ですね


普段は、重たい頭を忘れて日常生活送ってますね。。。


で、付属骨格である脚・足も脊椎が上から押しつぶされている状態なら、当然同じように押しつぶされているわけです。それで土踏まずとか膝とか股関節とか注意しても、あまり有効ではないというか。


そうすると、身体全体のバランス崩れている状態でいくら土踏まずとか膝とか股関節に注意を向けても快適な姿勢からは程遠くなっている。ということですね。


それで気持ちがいいと思えるなら充分だと思いますが、どこかに無理を感じている人にはかなりポーズの快適度が変わるのではないでしょうか。
ヨガは足から考えるべきか、頭からか、という事よりも、脊椎動物として頭をまず考えるという感じです。(笑

進化の基本に立ち返るってことでしょうか?(笑


私はヨガで足に注目するのも大事ですが、アーサナを行う準備のさらに準備段階として頭と体全体のつながりを考えるというのも、ありだと思います。ヨギの中には多少無理することで達成感や満足感を得る方もいらっしゃると思いますが、その方法で長く続けてしまうと故障につながる危険があり、そのような事故防止に役立ちますよ。また、自分本来のパフォーマンスを引き出せるので、もっとアーサナを深めたいという場合にもおすすめです。

まとめ

ヨガの練習中の怪我は、身体の使い方の勘違いであったり、本来の身体の構造を理解していない事が原因であることが多々あります。今回はタダーサナで少しだけ試してみたのですが、ついついやってしまう無意識の癖に気がつく事ができ、視点を変えてみるだけで劇的に改善されました。

ヨガの練習中の怪我はヨガで治す。と時折耳にしますが、個人的には怪我をしない知識を身につける事が大切なのではないでしょうか。

YOGA BASE LABでは、怪我をしないヨギを一人でも多く増やしたいと解剖学と身体の動きに沿った理論を元に正しい知識と視点を学べるクラスを開催しています。

YOGA BASE LAB ヨガ+解動学

ヨガインストラクター ホタカミア

Mia

ライター、グラフィックデザイナーとして編集プロダクションに勤務。10年以上にわたって広告などの制作に携わり、会社と自宅の往復に追われる中でヨガと出会いました。30歳台後半でシェーグレン症候群であることが発覚し、不意の発熱、倦怠感、指先や耳の極端な冷え症、手首の関節痛、咳喘息といった症状に悩まされるように。以後、病と共に上手に生きる術を模索し始めました。

ヨガインストラクター 山本敦子

Atsuko

2019年にアレクサンダー・テクニークと解剖学から「動きやすさの法則」を体系化した新しいヨガとして、YOGA BASE LABを仲間と共に発足。都内スタジオでヨガを教えるほか、自ら教室も主宰しています。

ご予約

必須
必須
クラス名必須
日付
メッセージ

スパムメール防止のため、こちらのボックスにチェックを入れてから送信してください。

関連記事